この発表では、COVID-19による教育環境への急速な変化の中で、従来の組織体系を超えたコラボレーションによるオンライン教材の共同開発フレームワークを報告しました。このCCI-2020と名づけられたプロジェクトでは、異なる大学で日本語を教える日本語教員25名が、4年制大学/コミュニティー・カレッジ、常勤/非常勤などの垣根を超え、協力してオンラインでの日本語教材を開発しシェアできる体制を作り、200個程度の教材を作成した。異なる環境で日本語を教える日本語教員間の協力を可能にした3つの目標は、(1) オンライン化による新しい教材を共同で開発、共有する場の提供、(2) 地域や学生の体験に即した生教材を議論する環境の提供、(3) 「げんき」に沿った教材開発をすることだった。この発表では、これらの3つの目標について、実際に開発された教材を提示しながら紹介しました。

Presenters:
Asako Tochika, Lehman College, CUNY
Kazuko Saito, LaGuardia Community College, CUNY
Maayan Barkan, Hunter College, CUNY
Shige (CJ) Suzuki, Baruch College, CUNY
Tomonori Nagano, LaGuardia Community College, CUNY

SLIDES (PDF): Webinar Slides: “New York Tough”

March 6, 2021